[お家の方への個別指導] 子どもへの声掛け
2015年2月14日 土曜日
大学受験や高校受験の真っ只中なこの時期、がんばっている子どもに励ましの言葉をかけたくなるのが親心というものではないでしょうか。しかし、必死に頑張っていたり、悩んでいる子どもにどんな言葉をかければいいのか親としても悩むところです。悩んで、よかれと思った励ましの言葉が、受験期の子どもに重く響いてしまうこともあるようです。また、「勉強しなさい」の一言もなかなか難しいもので、そう言われた子どもは、勉強しなくてはと自分でも思っているところに親からうるさく言われてやる気がなくなってしまった、ということもよくあるようです。
言葉掛けをする時に大事なのは、どんな言葉も大切なのはタイミングです。まるで口癖のように「がんばれ」や「勉強しろ」と毎日言われ続けたら、子どももうんざりしてしまいます。
まずは子どもの努力を認めること。そして、努力が結果となって表れた時には褒める。うまくいかなかった時にはさりげなく次のチャンスに目を向けるよう示唆する、といった態度が良いのではないでしょうか。
熱心な親によくありがちなのが、受験生本人より受験にのめり込むといったこと。
また、子どもと同じように必死に悩むあまり、ついつい自分の不安を子どもにぶつけてしまったり、感情に任せてつい言葉が出てきてしまったり、ということもあります。
主役はあくまでも受験生本人。親は子どもの様子によく注意しながらも、親としては一歩譲って冷静な心で、温かく見守りたいものですね。