【おうちの方への個別指導】効果的な「ほめ方」とは③
2013年5月11日
3回目の今回は、
ほめるときに注意したいことのお話です。
私たちは子どもたちに、
「いい子やなあ」といった言葉をかけてしまいがちですが、
これはあまりいいほめ方とはいえません。
というのも、
「よい」・「悪い」というほめた側の価値観が含まれているからなんですね。
私たちはおとなの言うことをよく聞く、
いわば従順な子どもを「いい子」と見なしてしまいがちですが、
子どもはおとなたちが望むような「いい子」にならなければ、
という思いにとらわれてしまって、
自分自身の考えを抑え込み、
「いい子」を演じているだけなのかもしれません。
特に、真面目な子どもによく見られます。
子どもたちをほめるときには、
「○○してくれて、ありがとう」や「よくがんばったね」など、
存在や行動そのものを認めてあげるような言葉かけを心がけたいものですね。