【おうちのかたへの個別指導】心理学の話
2019年2月23日
超・個別指導で定期テストを20点UP保証の筑波ゼミナールはっとりです。
この時期、新学年に向けて面談会が塾では行われています。
中3生は公立入試について話をしていますね。今回は私が担当した面談の中で出てきた話題について、
少しお話をしたいと思います。
小6生の保護者の方と面談を行いましたが、勉強に対して「面倒くさい」が口癖になっている、
との話を聞きました。
小学校の中~高学年の頃は「児童期」と呼ばれ、エリクソンによれば
「勤勉性 対 劣等感」という、気持ちの揺らぎが起こりやすいそうです。
簡単に言えば、知識欲旺盛な時期なので学習に勤勉に取り組みたいのに、
すべての学習において完璧はありえないために、その不完全さに劣等感を持ちやすい、
という状況のようです。
つまり「面倒くさい」という口癖は、勉強は「できない」のではなくて「しない」だけ、と
予防線を張っている状況だととることができるのです。
(もちろん勉強を嫌がっている、遊びを優先したい、といった気持ちもあるかもしれませんが)
勉強を遠ざけようとする理由がわかれば、アプローチの仕方も考えることができます。
筑波ゼミナールは、生徒一人一人の学習に向き合っていきたいと考えています。