【おうちのかたへの個別指導】小学英語の「教科化」②
2018年1月26日
超・個別指導で定期テストを20点UP保証の筑波ゼミナールはっとりです。
前回お話しした、中学英語との関連のお話の続きです。
小学英語ではリスニング(=聞く)とスピーキング(=話す)に
比重が置かれ、読み書きは最低限であると紹介しました。
実際に習うのも、アルファベットの読み書き程度で単語自体は
「知っている」程度に留められます。
これはあくまでも「書き写すことができるレベル」の学習になります。
つまり小学英語では、中1レベル以上のたくさんの基礎単語を、
「聞いて話す」程度に学んでいくことになります。
これが中学英語にどう影響するのでしょうか。
実は、中学で習う単語の目標に、小学英語で習った単語は含まれないのです。
既習扱いとなった単語の中には当然、重要単語が多く含まれていますが
小学英語で習ったために中学校で改めて学び直す機会がありません。
つまり完全習得していない重要単語がたくさんあるまま、
中学で英語を始めることになるのです。
中学英語では当然、読み書きのテストがあるので、ここで英語が
苦手になってしまう可能性が非常に高いのです。
実際、英語が苦手になったと感じる現中学生の多くは、文法の読み書きの
難易度が上がる中1後半でつまずき始める事が多いです。
小学英語が教科になるのは2020年からですが、2018年から
移行期間に入ることになっています。
小学英語で習う単語を、いかに完全習得しておくかが重要になって
くるのです。
ぜひ、早い段階から英語を身につけていきましょう。