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【お家の方への個別指導】 自己肯定感をアップさせよう

2014年11月25日

 テニスの錦織選手や、サッカーの本田選手が大活躍していますが、彼らの特徴の一つに”逆境に強い”ということが取り挙げられています。逆境に強い人は総じて”自己肯定感が高い”と言えます。自己肯定感とは心理用語ですが、育児をする上でもとっても意識したいキーワード。そこで今日は子育て心理の専門家、佐藤めぐみさんの”子どもの自己肯定感をアップさせる方法”を紹介したいと思います。

 

 ”自己肯定感”とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態を表す言葉です。誰しも自分の中には、”理想の自分”と”現実の自分”がいます。”現実の自分”というのは、今のありのままの自分。この”現実の自分”をいかに受け入れる気持ちが育っているかが大切です。”見た目”、”学歴”、”キャリア”などで、自分を値踏みせず、長所も短所も自分の大切な一部と丸ごと受け止めいれることができる人は”自己肯定感が高い”人と言えるそうです。

 

 ではそれを子育てにあてはめてみましょう。

 自己肯定感とは、ありのままの姿を受け入れること。だから、我が子の自己肯定感の育みに欠かせないのは、母親が我が子を丸ごと受け入れてあげること。

 丸ごとというのは、子どもの全てを受け入れるという意味です。どんなに反抗してきても、毎回言うことを聞いてくれなくても、「私があなたを好きな気持ちは変わらないよ」というブレのない気持ち。「私は○○ちゃんがどんなことをしても、いつもいつも大好きだよ」という純粋な愛情を伝えることで、子どもも自分のことを大切な存在だと認識していってくれます。

 

 自信、やる気、自尊心などは、自己肯定感というベースの上に成り立っています。そういう意味では、自己肯定感は、育児の土台のようなもの。基礎がしっかり育つと、自信ややる気も十分に発揮できるようになります。また、自分を丸ごと肯定している子は逆境に強い!自分の苦手分野も受け入れているから、失敗した時に打たれてしまうのではなく、たくましく立ち直ることができるのだそうです。

 

 今の日本の子どもたちは、諸外国の子どもたちと比べると著しく自己肯定感が低いことが分かっています。ぜひ母親の”無条件の愛”で、お子さんの”自己肯定感アップ”をサポートしていきましょう。

 

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