【筑波ゼミナール先生日記】暗記ものを覚えるコツ①
2012年10月26日
めっきり寒くなってきました。もうすぐインフルエンザの流行する季節です。家に帰った時は、手洗いとうがいを欠かさないこと、そして睡眠をとりバランスの良い食事を取ることが、風邪予防のコツです。塾には、入り口入ってすぐの事務員さんの机に消毒が置いてあります。手が荒れている人や、手にけがをしている人以外の人は、積極的に使ってくださいね。
さて、今日は暗記をするときのコツを紹介します。英単語や社会など、覚えることが苦手だって人は多いのではないでしょうか。覚えられないからあきらめるという人もいると思います。
今日は、いろいろあるコツの中で1つ紹介をしたいと思います。
例えば、担当の先生から「1週間で英語の単語50個覚えてきてな♪次回テストするでー」と言われたとしましょう。みんなならどうやって覚えますか?
当日や前日に時間をかけて丸暗記をしようとしたってひとが多いのではないでしょうか。これでは先生たちがするテストには合格しても、学校の定期テストや入試のときにはほとんど覚えておらず、残念ながらあまり効果的な方法ではありません。さらに、1日10個ずつ覚えるって人もいると思いますが、5日たった時には初めの10個をほとんど覚えていないってことにもなりがちです。
では、どうすれば効果的な暗記ができるのでしょうか。それは、「毎日何度も見る」ことです。そんなん当たり前やんって思う人も多いと思いますが、意外にできてない人が多いんです。初日はつづりをノートやメモ用紙に書きながら、50個声に出して覚えていきましょう。初めのうちは50個までたどり着くのに1時間くらいはかかると思います。
そして、2回目からは日本語か英語のどちらかをかくして覚えているかどうかチェックです。覚えていない単語の横にはしるしをつけましょう。これを朝起きた時、学校から帰ってすぐ、寝る前の一日3回繰り返してみてください。はじめのうちは覚えるのに苦労しますが、少しずつ頭に入る単語が増えていきます。そして、一度覚えた単語は忘れにくくなります。町で何度も同じ人と出会うと自然にその人のことをなんとなく覚えるのと同じですね。
覚えるということには「努力」が大切です。すこしずつ努力をして成果を出せるようにしていきましょう!!