【筑波ゼミナール先生日記】読書の秋ですね
2012年10月14日
10月に入り、急激に秋が深まってきました。
塾でもせきをしていたり、体調を崩して休んでいる人がでてきています。みなさん、体調は大丈夫ですか?
季節の変わり目は風邪をひきやすいです。一枚自由に羽織れる服があると、温度調節しやすいのでお勧めです。体調を崩さず、充実した秋を過ごしましょう!!
ところで唐突ですが、秋といえば読書の秋ですね!!(先生個人は食欲の秋でもあります)
ということで、今日から何回かに分けて、お勧めの作家さんを何人か紹介していきます。
今日のお勧めは「重松清」さんです。
小学校六年生以上のみなさんは知ってる人がほとんどだと思います。六年生の国語の教科書に載っている「カレーライス」の作者さんですね。
重松清さんの文章は入試(特に中学入試)に非常に多く出題されています。だから読んでほしいというわけではないのですが、入試や教科書に使われる文章は、子どもたちにぜひ読んでほしいという文章が採用されています。
重松清さんの文章には、「大人向け」「学生向け」の文章があり、小学校高学年から保護者の方まで、幅広い世代の方にお勧めです。心情描写がとても上手な作品が多いです。
今回は「卒業ホームラン」「まゆみのマーチ」の二冊を紹介します。この二冊は、自選短編集の男子編・女子編として出版されており、重松清さんが過去に書いたものに新作を加えて、東日本大震災のことを意識して編集された本です。「家族」との関わりについての作品が収録されています。
大人が読むと、思わずドキッとするような鋭い子どもからの発言、悩みなど、「家族」や「友達」との関わり合いをとらえた素晴らしい作品ばかりです。ぜひ読んでみてください。
個人的には「卒業ホームラン」に収録されている「さかあがりの神様」がお勧めです。内容は読んでからのお楽しみということで触れていませんが、30分くらいで読める短編です。
今日紹介した本は北大冠校のホールにありますので、読みたい人は早めに塾に来て読んでみてください。感想や、こんな本おすすめやでーっていう本も話してくれると嬉しいです!!