【おうちの方への個別指導】子どもの心に伝わる「叱り方」⑤
2013年6月15日
子どもの心に伝わる叱り方。
4つめは
「子どもの長所を認め、たくさんほめる」
ということです。
「叱り方」の話なのに…、
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
子どもは信頼している相手から叱られるからこそ、
「悪いことをしたなあ」と反省もしますし、
ルールを身につけていくことにもつながるといえるでしょう。
叱られ続けている子どもは、
親の気持ちとは裏腹に、
「自分が嫌われているから怒られているんだ」
という思いを強めてしまいがちです。
自分のよいところを認めてくれる相手に、
信頼感を抱くようになるのはごくごく自然なこと。
叱り言葉が効果を発揮するには、
親子の間で十分な信頼関係が成り立っていることが
何よりの前提条件であるといえるでしょう。
「叱り方」をテーマにお話ししてきましたが、
最後は「ほめる」ことで終わってしまいました。
でも、それだけ「ほめる」って大切なことなんですよね。
シリーズの第1回でも触れましたが、
「3つ叱って7つほめよ」を心がけたいものですね。